2017年はじめての投稿となります。
どうぞ今年もよろしくお願い致します。
昨年中はこちらのページに来訪下さりありがとうございました。
そのお礼にというわけではありませんが、今日は、認知行動療法的な観点からの生活上の工夫をお伝えできたらと思いました。
新しい年にあたり、目標や抱負を改めて考えた方も多いのではないでしょうか。
そうした目標や抱負が実現に導くカンタンな工夫です。
それは、「毎日必ず目にできるようにすること」です。
目標を紙に書いて、毎日必ず目に触れるところに、置いたり貼ったりしてみてください。
携帯の待ち受け、お財布の中に忍ばせる、帰宅したら外す腕時計の置き場所、でも、毎日することの近くならどこでもいいです。
ちなみに、私は玄関に貼っています。
毎日出かける前に目にして、つぶやくのもよいですね。
毎日ながめて、気づくと、気をつけて、少しずつ行動が変化し、実現に近づきます。
また、写真のように、季節感のある紙にすると、季節が変わったときに書き換える(見直す)きっかけがやってくるのでおすすめです。
みなさまの目標や抱負が実現に近づきますように。
平成29年度のメンタルクリニック医師募集、締め切りが近づきました
国際学会に参加しました
川越クリニカル・カンファレンス
周産期メンタルヘルスの本が出版されました
当医局の安田先生が分担執筆で参加しています。よかったら、手にとってみてください。
周産期のメンタルヘルスの様々な問題に、どのように対処していくのかを対話形式で紹介しています。周産期メンタルケアが、産科医、助産師、小児科医、精神科医、臨床心理士など、多領域多職種の協力によって成り立っていることが、よくわかる一冊です。
「糖尿病と心のケア」研究会
7月は、地域の研究会、「糖尿病と心のケア」研究会も開催され、当科医局員も参加しました。
第6回を迎えた今回は、当院の内分泌糖尿病内科の先生が症例をご発表下さいました。
この研究会の参加者は、内科医師や看護師、栄養士、リハビリスタッフといった糖尿病治療に携わっている医療者がほとんどで、精神科医療者はほんのひとにぎりです。
心理的なケアに留意されながら臨床される、内科の先生方の活発な議論を拝見していて、非常に刺激を受けました。
また、今回は、当院で実習中の他大薬学部の学生さんが参加されていたのも印象的でした。
慢性疾患のセルフケアは、患者さんができて当然のものではなく、どうやって継続していくか医療者も一緒に考えていくことを大事にしていかなければならないと改めて実感しました。
糖尿病とメンタルケアの詳細について興味がおありの方は、下記の過去記事もあわせてご参照ください。
http://www.saitama-mentalclinic.com/blog/?m=201509
第27回日本サイコネフロロジー研究会(7月9、10日)に参加しました
レジナビ東京、ありがとうございました
ADHDについての講演がありました
6月29日に埼玉医大精神科・心療内科の松岡先生が、さいたま市で成人のADHD診療について講演されました。患者さん本人や家族だけでなく、可能ならば学校の先生や職場の人からも話をきき、問診と各種スケールを併用することで、多角的に情報を集めて判断することが大事とのことでした。たいへん分かりやすく勉強になる講演でした。