台風も去って秋らしい晴天となりました。令和4年度も後半に入ろうとしています。初期研修医の方は、どの診療科にしようか、または、どの専門医プログラムにしようかと悩んでいるところかと思います。応募は、秋から全国一斉に開始されることになっています。
当院の精神科は、診療はリエゾンと外来診療が中心です。全般的に学べますが、リエゾン精神医療、移植医療に伴う精神医療、周産期(母子)の精神医療、認知行動療法、トラウマに対する治療、解離症に対する治療、地域での精神医療、自殺未遂の方の精神医療、小児科との連携、発達障害などは、特に重点的に行っています。入院治療の研修は、専門医プログラムに所属する他の病院で必要な期間行います。
質問などありましたら、お気軽にご連絡ください。見学も歓迎です。
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病院見学できます
暑い日が続いています。医学部の学生の方、また、初期研修医の方にお知らせです。現在、初期研修医または専攻医を志望する方の、病院見学が再開しました。興味のある方はぜひご連絡ください。初期研修医志望の方は、当院の臨床研修センターが窓口になります。専攻医志望の方は当院当科に連絡ください。どうぞよろしくお願いいたします。
精神科専門医研修のための見学のご案内
初期研修医の皆様
新型コロナウイルス感染症への対応で慌ただしい状況かと思います。精神科では感染症に関連して不安や鬱を呈している方が受診しており、リーマン・ショックや東日本大震災後と同様に、精神的な不調を訴える方の増加を実感しています。そのような中、当院当科では、新たに専攻医として迎えた3名の医師が後期研修を開始しています。
精神科の後期研修は、昨年、東京都でシーリングが行われ、希望しても入れないということが起こりました。精神科は狭き門になりつつあります。埼玉県においては、精神科の後期研修にシーリングは生じないと予想されますが、東京都の隣県ですので、動きが早くなると思われます。当科では、後期研修2年目に研修を行う連携施設、および、週1日のアルバイト先については、原則として後期研修への申し込み順で選択権が生じます。新型コロナ感染症の影響で再び移動に制限がかかる可能性があります。早めの見学をお勧めします。
当科では過剰な勧誘は行っていません。強く誘われたから入るのではなく、自分の興味や関心、適性を見極めて、大切な選択を行ってほしいと願っているからです。静かな勧誘を行いますので、自分は求められていないと誤解する人がいます。そういうわけではありません。精神医学に興味のある方からの連絡を広くお待ちしています。問い合わせフォームから入力頂くか、電話連絡も歓迎いたします。
健康に気をつけてお過ごしください。
第32回日本総合病院精神医学会総会
2019年11月15日、16日に岡山県の倉敷で開催された、第32回日本総合病院精神医学会総会に、医局員が参加してまいりました。
一般演題では「スーパー総合病院におけるリエゾンチームの発展に向けた実践報告(1) 活動評価 、(2)今後の課題」「身体疾患治療からの復職後に生じる職場不適応に関する研究」の3演題を、シンポジウムでは「てんかん領域におけるリエゾン精神医学 (psycho-epileptology)入門」について講演を行いました。
埼玉医科大学総合医療センターは、病床数1053床、全診療科が揃ったスーパー総合病院です。精神科は無床ですが、2015年度よりメンタルクリニックに精神科コンサルテーションリエゾンチーム(CLT)が発足し、他科や多職種と連携した活発なリエゾン活動を行っています。
今回の発表を通して、当院のCLTの問題点が明らかになり、今後の発展に向け改善すべきポイントが見えてきたようです。これからも、よりよいリエゾンチーム活動、そしてより質の高い、患者さんへの精神科医療を提供できるよう、医局員一同努力していきたいと思います。
リエゾンに興味のある方、一緒にチーム活動をしてみたいという方は、ぜひ一度見学にいらして下さい。
第53回日本てんかん学会学術集会
2019年10月31日~11月2日に神戸で開催された、第53回日本てんかん学会学術集会に、医局員が参加してまいりました。
今回はEnglish Sessionで「Survey on aged individuals -who were seen at our University Hospital Center for Epilepsy」について発表をしました。また、Japan Young Epilepsy Section(日本若手てんかん従事者部門、YES-Japan)が発足し、医局員の一人が世話人となりました。
埼玉医科大学総合医療センターは、日本てんかん学会の認定研修施設です。同じ川越にある埼玉医科大学かわごえクリニックでは月に1回脳波てんかん研究会を開催しており、埼玉医科大学病院てんかんセンターでも、毎月てんかんセンターカンファレンスを行っています。また、当院外来でも「エピスクール」というてんかん患者さんとそのご家族に向けた外来集団教育プログラムを実施しています。
当院では、精神科の基本を身につけられるだけではなく、サブスペシャリティの選択も豊富にあります。興味のある方は、ぜひ見学にいらして下さい。
令和元年度、後半のご挨拶
秋めいてきました。川越市内は、2019年10月19日、20日の週末に川越まつりが終わり、紅葉が楽しみな時期になりました。この10月に神経精神科学教室では、研修のために出向していた専攻医1名が帰局し、別の1名が交代で出向に出ます。また、公認心理師1名を非常勤講師として迎えることができ、歓送迎会が行われました。それぞれが実力をつけて、全体としてパワーアップを図ります。11月15日、16日の総合病院精神医学会でも当診療科から複数の発表がありますので、興味のある方はお声かけください。(写真は川越の中院です)
新年度を迎えて
あけましておめでとうございます。
2017年はじめての投稿となります。
どうぞ今年もよろしくお願い致します。
昨年中はこちらのページに来訪下さりありがとうございました。
そのお礼にというわけではありませんが、今日は、認知行動療法的な観点からの生活上の工夫をお伝えできたらと思いました。
新しい年にあたり、目標や抱負を改めて考えた方も多いのではないでしょうか。
そうした目標や抱負が実現に導くカンタンな工夫です。
それは、「毎日必ず目にできるようにすること」です。
目標を紙に書いて、毎日必ず目に触れるところに、置いたり貼ったりしてみてください。
携帯の待ち受け、お財布の中に忍ばせる、帰宅したら外す腕時計の置き場所、でも、毎日することの近くならどこでもいいです。
ちなみに、私は玄関に貼っています。
毎日出かける前に目にして、つぶやくのもよいですね。
毎日ながめて、気づくと、気をつけて、少しずつ行動が変化し、実現に近づきます。
また、写真のように、季節感のある紙にすると、季節が変わったときに書き換える(見直す)きっかけがやってくるのでおすすめです。
みなさまの目標や抱負が実現に近づきますように。
新年度がはじまりました
当メンタルクリニックでは、後期研修医2名、精神保健福祉士、非常勤の心理士の方々を新たにメンバーとしてむかえ、気持ちもあらたに2016年度のスタートを切ることになりました。
また、この機会にブログの更新頻度を少し増やして、当科での活動の一端を少しずつご紹介していきたいと考えています。よろしければ、ときどきチェックしてみてください。
埼玉医科大学総合医療センター メンタルクリニックのウェブサイトがスタートしました
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当クリニックは、埼玉県川越市に位置する埼玉医科大学総合医療センターのメンタルクリニックです。
こちらのブログでは、患者さんに取って役に立つ情報から、専門性の高い内容まで随時更新します。
お楽しみに。