5月、当医局医師からの講演と事例報告が行われました。
第2回を迎えた周産期メンタルヘルス研究会は、地域の病院の医師や助産師、看護師、保健師など地域の母子を支える専門職が集まって連携や症例を検討する会です。今回、当科からも精神科医師と心理士が参加し、医師が講演を行いました。当院の総合周産期母子医療センターと当科メンタルクリニックの連携報告、今後の地域連携についての展開についてのお話がありました。
また、第21回リエゾンにかかわる精神科医と心理職の会においても、当科医師が事例報告を致しました。この会は、リエゾンコンサルテーションサービスにかかわっている精神科医と心理職が集まって症例を検討し、精神的問題についての介入や多職種連携についての検討が行われています。今回、当科からの事例報告は、多職種、そして他の診療科やチームの協働について考察される症例でした。
どちらもフロアからの活発な討議もいただき、日々の臨床を振り返ることの意義をまた改めて感じました。今後もこうした活動も大切に取り組んでいきたいと思います。